アメリカの Unlock Tsuが、広告収入をユーザーとシェアするSNS「Tsu(スー)」を立ち上げました。
Tsuは、mixiと同様の招待制のSNSで、機能はFacebookとXを合わせたような仕様です。
Tsuの特徴としては、SNSでの広告収入をTsuとユーザーでシェアするという点です。Tsuは、広告収入の10%を受け取り、残りの90%をユーザーで分配するとしています。
記事や動画、写真を投稿して、そこに表示されている広告から報酬が発生する仕組みです。
Tsuを紹介して自分のリンクから登録してくれた人の広告がクリックされても世代を遡って、報酬が分配されます。
このため、多くの人に「Tsu」を紹介したほうが報酬は増えるということになります。
登録や利用は無料なので、空き時間を利用して「Tsu」を使ってみるとよいでしょう。
設定情報
「Tsu」で報酬を発生させるための最低限の設定について紹介しておきます。
右上のプロフィール画像をクリックして、[Settings]をクリックします。
[Settings]のメニュー中の[Privacy]をクリックします。
[Accept Tsu peer-to-peer payments] にチェックを入れます。
[Update]をクリックします。
実際に運用してみました!
「Tsu」で実際に運用しています。そして、発生した報酬が1ドル程度になりました。
実際に報酬を受け取るには、100ドル貯まらなければ換金できないようです。1年経過して1ドルということは、100年経過しないと換金できない計算になります。
たくさんのアクセスが集まる記事を書けるようにならないと無理ですね。報酬をもらう前に「Tsu」というサービスが終わってしまいかねません。
たとえ100ドルの報酬が発生したとしても、受け取り手段が小切手しかないために、換金の際に手数料が数千円かかり、実際にもらえる金額はさらに少なくなります。
このことから、「Tsu」で発生する報酬を獲得するのはあきらめて、他の媒体にアクセスを流す使い方をしていこうと考えています。
さらに「Tsu」内でアフィリエイトすることも禁止に変更になった模様です。稀に、アフィリエイト案件も流していたのですが、やめざるをえません。
商用利用できないので、フェイスブックのように商用利用できる強いSNSが存在する中では、過疎化して廃れていく可能性が高いです。
友達を増やそうと友達申請をしていますが、アクティブユーザーがあまりにも少なくなっていて、なかなか友達の数が増えません。
かなり放置状態のアカウントが多い印象を受けます。
もともと稼げるSNSとしてスタートしたので、以上のような理由から稼げないとわかると「Tsu」から離れていくユーザーが多くなっていると推察できます。
「Tsu」については、雲行きが怪しくなってきているので、片手間でやる程度にとどめ、負担にならない程度に続けてみます。
ついにサービスが終了
[2016年9月 追記]
2016年8月でサイトを閉鎖、サービスが終了
広告収入をユーザーに分配する画期的なシステムでしたが、やはり資金がショートした可能性が・・・このような新しいサービスは、倒産してサービスが終了する確率が高いですね。
せっかくSNSを続けて、広告費の分配を目指したとしても、終了してしまっては、今までの活動が無駄になってしまいます。
こういうSNSサービスを利用するならば、メジャーな人気のあるサービスを使うべきだなと教訓になりました。