バイナリーオプションで「簡単に稼げる」と噂のサインツール。ネットやSNSで高勝率を謳う広告を見て、つい心が揺れてしまった人も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。過去の話になりますが、私もバイナリーオプションのサインツールを購入したことがあります。
このバイナリーオプションのシグナルツールにはデモ版があり、先行で無料で試すことができました。
このソフトを実際に使用してみたところ収支がプラスになり、これはいけるのではないか!と思って、安くはない価格でしたが購入してみました。
“楽して勝ちたい” ― そんな淡い期待を胸に、サインツールを手に入れたものの、待っていたのは想像以上の“ボロ負け”という現実。
なぜ負けたのか!どんな経緯で資金を減らしていったのか!実体験をもとに赤裸々に綴っていきます。
シグナルツールの概要

このシグナルツールは、とある投資会社に勤める販売者の友人から、バイナリーオプションの優秀なシステムが完成したという情報が入ったそうです。
本来は、機関投資家が使用することを目的としたシステムで、個人投資家が使えるシステムではないとのことだったのですが、販売者がこの友人に頼みこんで、関係機関に個人でも使えるように交渉を重ねた結果、許可が下りたのだそうです。
システムを使う許可は下りたのはいいですが、このシステムを使わせてもらえるバイナリーオプション業者を見つけるのも苦労したそうで、いろいろと探した結果、ようやく見つかって実用化に至ったという経緯があるシステムでした。
このサインツールは、バイナリーオプションで勝てそうな相場があると自動的に見つけてきてくれます。
勝てそうな相場を見つけた時は、音が鳴って知らせてくれて、画面上にはサインを表示してくれます。
表示されたサインは、勝てる可能性の高さに応じて、3段階に色分けして表示され、その中で購入したいシグナルをクリックすれば、ツール上で金額を入力して購入することができました。
半自動のバイナリーオプションのトレードツールで、バイナリーオプションの知識がなくても、簡単にトレードすることができました。
このツールをパソコンにインストールをして、デモトレードをしたのですが、収支もプラスになり順調に収益を重ねていきました。
これはすばらしいツールだなと思ったのですが、その後、実際にツールを購入して、本番の運用になると目を疑うような散々な光景が始まります。
サインツールで取引した結果

実際のお金を入金して、ツールを使い始めたところ、勝率にして20%を切るという信じられない勝率で、軍資金として用意した5万円はあっという間に2日間で消し飛んでボロ負けしました。
ツールのシグナルとは逆の方向で購入したほうが、収支がプラスになったのではないかと思うくらいの散々な結果でした。
このツールは、ツールが指し示すシグナルとは逆方向に購入することができない仕組みになっていて、柔軟性に欠ける仕様だったので、シグナルを操作することはできませんでした。
5万円ほどボロ負けした後、販売者に結果の報告をしたところ、他の参加者から、今のところそのような報告はないとのことで「無理はしないで休憩をしてください。」との返信をもらいました。
私のようなケースは、この時点ではレアケースのようでした。
しかし、しばらく日数が経過してから、このサインツール名で検索をかけてみると、大負けて資金が底をついたという報告がたくさんヒットしたんです。
やはり、このツールはデモ版では勝てていたけど、リアルトレード版では、ボロ負けした人が少なからずいたということになります。
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シグナルツールの正体

サインツールの正体が気になると思うので、発表すると「グレートジャイアンバイナリー(GGB)」というサインツールになります。
このツールは詐欺だったのか?というと、販売者から無理をしないようにとの返信からも、販売者はこの事態を想定していないと思われます。
私が1番怪しいと疑っているのは、このサインツールを動かしているバイナリーオプションの取引所です。
なぜ、そう思ったのか?というと、私が、グレートジャイアンバイナリーでボロ負けした直後に、このバイナリーオプションの取引所から「トレードツールで大損されたようですね。そんなあなたにこんな提案があります。」みたいなご丁寧に画像入りのHTMLメールが届いたのです。
まるで、サインツールでボロ負けをすることがわかっていたかのようなメールに、正直、ムカッとしたことを覚えています。
ただ、このメールをもらったときに、もしかして、このバイナリーオプションの取引所によるツールの操作があったのではないか?と疑いました。
確かに憶測の域を出ないのですが、かなり怪しいと今でも思っています。
バイナリーオプションのブローカーの正体
このバイナリーオプション業者はどこなのか?というと、「シダーファイナンス(Cedar Finance)」というブローカーです。
「Cedar Finance」で検索しようとすると予測変換で「scam」という文字がでてきます。
これは、日本語に訳すと「詐欺」という意味です。つまり「Cedar Finance 詐欺」で検索している人が多いということです。
実は、シダーファイナンスは、現在は、サイトを閉鎖していて存在しません。長続きしていないというのも、私が怪しいと思う理由の1つです。
もうシダーファイナンスが存在していないこともあり、この件は時効だなと思ったので、みなさんが同じ失敗をしないように記事にしてみました。
バイナリーオプションのサインツールは勝率が悪い
バイナリーオプションにおけるサインツールは、正直、本物である、つまり、勝率がよくて勝てるものというのは、これまでの経験上、ほぼ存在しないと思ったほうがよいです。
今回の件に懲りずに、再びサインツールを購入したことがあるのですが、完全な詐欺ツールで、全く稼げずにむしろマイナスでした。
結局、消費者センターに相談して、全額ではなかったものの、なんとか返金させたこともあります。
バイナリーオプションでは、サインツールに頼るよりは、裁量でトレードスキルを磨いたほうが、お金を稼ぐスキルが身にいて、一生もののスキルになります。
きちんとした裁量のトレード手法を学んだほうが稼げるようになります。
稼ぐ情報を探しているとバイナリーオプションの自動売買やサインツールに出会うこともありますが、99%は稼げないと思ったほうがよいです。
そんなリスクの高いものを買うよりは、ほかの稼げる方法に取り組むほうが賢い選択です。
さいごに
もう遠い昔の痛い失敗談ですが、このことから学んだ教訓は次のとおりです。
1つは、バイナリーオプションでは、自動ツールやサインツールを使用せず、インジケーターを使った根拠に基づいた手動の裁量取引をすべきということです。
もう1つは、バイナリーオプション業者は、不正をしない信頼できるバイナリーオプション業者を選択することが本当に大切だなと実感しました。
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何事も地道な歩みが大切だなと痛感しています。
このような痛い目にあって、バイナリーオプションから離れていたのですが、再び堅実に収支をプラスにするべく裁量トレードの腕を磨き、検証トレードを行っています。
バイナリーオプション取引におけるリスクの説明と警告
バイナリーオプションはリスクのある取引になります。外国為替相場の変動の仕方などにより損失が生じる可能性があります。バイナリーオプションの取引をする前に投資の目的、許容できるリスク、過去のご経験など総合的な観点からご検討ください。
また、当ブログで提供している情報は必ずしも利益や効果を保証するものではありませんので、バイナリーオプションの仕組みやリスクを十分ご理解いただき、資金管理を徹底した上で、ご自身の責任と判断で取引いただきますようお願いします。