WinserverのFX専用VPSは、24時間安定した取引環境を確保したいトレーダーにとって非常に有用なサービスです。
FX自動売買を行う場合、自宅のパソコンに依存すると停電や通信不良などのリスクがあるため、思わぬタイミングでシステムが停止してしまうことがあります。
しかし、VPS(仮想専用サーバー)を利用すれば、稼働率の高い国内データセンターにMT4などを設置し、いつでも安定した環境で取引を実行できます。
特にWinserverはFX専用のVPSプランを用意しており、トレーダーのニーズに合わせたスペックや契約形態を選べるのが特徴です。
本記事では、「Winserver FX専用VPS申し込み手順」をテーマに、申込方法から必要な情報、設定方法までを詳しく解説していきます。
これからVPSを初めて利用される方でも安心して導入できるように、ステップバイステップで流れを整理しました。
Winserver FX専用VPSの申し込み手順の全体像

WinserverのFX専用VPSを申し込む全体的な流れは非常にシンプルです。
まず、公式サイトで希望するプランを選択し、ユーザー情報や契約期間を入力して申し込みを行います。
その後、支払いを完了すればサーバーが開通し、利用可能な状態となります。
通常、申込から1営業日程度で環境が整いますので、スピーディーに取引を開始できる点が大きなメリットです。
全体の流れを段階的にまとめると以下のようになります。
- Winserver公式サイトにアクセス
- FX専用VPSのページに移動
- FX専用VPSプランを選択
- 契約期間・初期費用の確認
- 支払い情報を入力
- ユーザー情報の入力
- サーバー発行通知を受け取る
- VPSへリモート接続し環境設定を行う
初心者の場合でも、手順通りに入力すれば迷うことはありません。
特にFX専用プランはMT4やMT5向けに最適化されているため、MT4をインストールした後すぐに自動売買を稼働させることができます。
専用VPSと共有VPSの違い

VPSには大きく分けて「専用VPS」と「共有VPS」があります。
専用VPSはリソース(CPUやメモリ)を他の利用者と共有せず、契約者だけの環境として稼働するため、取引における安定性が非常に高いのが特徴です。
一方で共有VPSは複数のユーザーが同じ物理サーバーを利用するため、コストが安い反面、スペックが低く性能に限界があります。
比較表にすると以下のようになります。
項目 | 専用VPS | 共有VPS |
---|---|---|
安定性 | 高い | 中程度 |
性能 | 安定して高速 | 低い |
コスト | やや高い | 安価 |
MT4同時稼働数 | 多い | 少ない |
共用VPSにするか専用VPSにするかは、EAを同時にいくつ稼働させるかで決まってきます。
WinserverのFX専用VPSプランの比較

Winserverでは複数のFX専用VPSプランが提供されています。
主にCPUコア数やメモリ、ディスク容量によってスペックが異なり、自身の取引スタイルに合わせてプランを選択します。以下はプランの比較です。
プラン | CPU | メモリ | ディスク容量 | 形態 |
---|---|---|---|---|
スタートアップ | 4コア | 3GB | 50GB | 共用VPS |
スタンダード | 5コア | 6GB | 50GB | 共用VPS |
プライベート | i7 | 16GB | 500GB | 専用VPS |
エグゼクティブ | i7 | 32GB | 500GB | 専用VPS |
EAを複数稼働させる場合に、同時にいくつのMT4を稼働させるかでプランを決めます。スタートアップだとMT4推奨個数2個、スタンダードだと6個になります。
申し込みに必要な情報
Winserver FX専用VPSを申し込む際には、いくつかの情報の用意が必要です。主に以下の内容が求められます。
- 契約者の氏名・住所・電話番号
- メールアドレス(サーバー情報の通知先)
- 希望するプラン・支払い月数
- 支払いするための情報(クレジットカードや銀行口座など)
これらをあらかじめ準備しておくことで、申し込み手続きがスムーズになります。
特にメールアドレスは契約後の連絡に必須であり、サーバー接続情報や更新案内が届きますので、確実に受信できるアドレスを登録することが大切です。
契約期間と初期費用
契約期間は基本的に「1か月」「6か月」「12か月」から選択可能です。長期契約をすると料金が割引されるため、半年以上の利用を見込んでいる方には長期契約がおすすめです。
例えば、スタートアッププランでも12か月契約を選べば実質的な月額が数百円安くなるケースがあります。
また、VPS契約には専用VPSを選んだ場合は、初期費用が必要になるので注意が必要です。
FX専用VPS申し込みのステップバイステップ
では、実際の具体的な申し込み方法をステップごとに見ていきましょう。ここでは、PCで申し込み操作を行っていきます。
ウィンサーバーのサイトを開きます。
ウィンサーバーのホームページに移動する [PR]
Winserverのページが開いたら[FX専用VPS]をクリックします。

「FX 自動売買専用VPS」のページが開いたら下へスクロールします。

該当のプランの「申込む」ボタンをクリックします。
(ここではスタートアッププランを選択)
※この場所以外にも複数ボタンは設置してあります。

申し込みページが開きます。申し込みの流れは以下のとおりになります。

プランを選択します。※ここではスタートアッププランを選択します。

支払い月数を選択します。長い期間をまとめて払ったほうが月当たりの金額は安くなります。

OSを選択します。※この時は1つしかなかったです。

Microsoft OfficeはFX自動売買では使わないので[プレインストール不要]でOKです。
RDS SALは、プランの料金に最初から1ライセンス分は含まれているので、複数人で使用しなければ[0]でOKです。

セキュリティをしっかりしたい方は選択します。経費を抑えたい方は選択せず次へ。

通常は必要ないのでそのままでOKです。スペックを追加したい場合のみ選択します。
FX自動売買でMT4やMT5の同時稼働数を増やしたいのであれば、メモリを追加すれば対応できます。

入力は必要ないので下へスクロールします。

支払い方法を選択します。
選択肢としては
- クレジット決済
- 銀行振込
- 口座振替
があります。
ここでは、クレジット決済を選択。クレジットカードの情報を入力します。
ほかの支払い方法については「お支払い方法についてはこちらをご覧ください。」の[こちら]をクリックして支払い方法を確認してみてください。

[利用規約]と[個人情報の取り扱い同意書]に同意するにチェックを入れます。

これで申し込みとお支払い情報の入力が完了しました。
画面の右側に絶えず追従する以下のような申し込み状況が確認できる画面が表示されているので、内容を確認しておきましょう。

[会員登録/ログイン画面へ]ボタンをクリックします。

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Winserver 会員登録手順
[会員登録(無料)]ボタンをクリックします。
※すでにIDをお持ちの方は右側からログインします。

自身の名前を入力します。※会社名は空白でOK

郵便番号を入力して[郵便番号から住所検索]の緑ボタンをクリックします。住所が自動入力されるので、続きを入力して完成させます。

自身の[電話番号]と[メールアドレス](2カ所)を入力します。

[個人情報の取り扱い同意書に同意する]にチェックを入れます。

[利用規約に同意する]にチェックを入れます。

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Winserver 本人認証手順
[本人認証へ]ボタンをクリックします。

「本人認証」を行います。次のいずれかの方法で認証します。
- SMSに認証コードを送信する
- 電話で認証コードを確認する
どちらかのボタンをクリックします。

ここでは「SMSに認証コードを送信する」をクリックしたので、スマホのSMSを確認し[認証コード]を入力し[会員登録を行う]をクリックします。

[お申込み手続きへ]ボタンをクリックします。

内容を確認し修正箇所がなければ[申込む]ボタンをクリックします。

これで申し込みは完了しました。お疲れ様でした!

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一連の流れは直感的でわかりやすく、申し込み完了後すぐに環境構築を始められます。初心者でも迷うことはほとんどなく、安心して利用可能です。
特にFXプランはデフォルトでWindows OSがセットアップされているため、追加で難しい設定をする必要がないのも魅力です。
申し込み後の環境設定
会員登録が完了した時点で「【Winserver】■重要■ マイページログイン情報のご案内」という件名のメールが届きます。
このメールにマイページにログインするのに必要なユーザーIDとパスワードが記載されています。マイページのURLも記載されています。
申し込み手続きを完了して1営業日以内にサーバーが準備されます。
準備が整ったら「▽ウィンサーバーサービス開始のお知らせ▽」という件名のメールが届き、VPSサーバーの設定情報がPDFで届きます。
このPDFにはパスワードがかかっており「【ウィンサーバー】必要情報のご案内」という件名のメールが別途送られてきます。
このメールに記載されているパスワードでPDFを開き、VPSサーバーの設定情報を確認します。
マイページにログインしコントロールパネルを開くと「VPS管理画面 – ログイン」が開きますので、サーバーの設定情報にあるIPアドレスとパスワードでログインします。

[起動]ボタンをクリックしてVPSサーバーを起動します。

WindowsにあるリモートデスクトップにVPSサーバーの設定情報を入力して、VPSサーバーにアクセスしてFX自動売買の設定をしていきます。

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Windows環境の構築
WinserverのVPSでは、最初からWindows環境がプリインストールされています。
そのため、ユーザーはリモートデスクトップを介してログインするだけでWindowsデスクトップにアクセス可能です。
利用開始直後は、Windows Updateが適用されていない場合があるため、接続後は必ず更新プログラムを確認し、最新の状態にしておくことを推奨します。
さらに、自分の使いやすいように初期設定を整えると効率が良くなります。
例えば、デスクトップにFX関連ソフト用のフォルダを用意する、不要なアプリを削除するなど、シンプルな環境を作ることでトラブル回避につながります。
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MT4のインストール手順

FX自動売買に欠かせない取引ツール「MT4」は、VPS環境に直接ダウンロードしてインストールすることができます。手順は以下のとおりです。
- 提携証券会社の公式サイトにアクセス
- MT4のセットアップファイルをダウンロード
- VPSのデスクトップでインストーラーを実行
- インストールフォルダを指定し導入完了
- MT4を起動し、口座情報を入力してログイン
インストールが完了すれば、EA(自動売買プログラム)の導入も可能です。VPS環境は常時稼働しているため、自宅PCをオフにしていてもMT4が動き続け、自動的に取引を行います。
MT5の場合も流れは同様の流れになるので置き換えてみてください。
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リモートデスクトップの利用方法
WinserverのVPSはリモートデスクトップ接続(RDP)を利用して操作します。
Windows PCであれば標準機能として「リモートデスクトップ接続」が搭載されており、IPアドレスやユーザー名、パスワードを入力するだけで接続可能です。
Macやスマートフォンの場合は、Microsoft公式の「Remote Desktop」アプリを使えば同様にアクセスできます。
外出先からもVPSを操作できるため、緊急時に設定変更やMT4の確認ができるのは大きな利点です。
パソコンの電源を入れっぱなしにする必要がないため、コスト削減やトラブル防止にもつながります。
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まとめ
Winserver FX専用VPSは、安定性と利便性の面で非常に優れたサービスです。申し込み手順はシンプルで、必要な情報を入力し支払いを済ませれば短時間で利用を開始できます。
専用VPSならではの安定した接続環境により、24時間の自動売買や高速注文にも安心して対応可能です。
初心者の方でもステップ通りに進めれば問題なく導入でき、MT4やリモートデスクトップの設定も容易です。
これからFXの自動売買を本格的に始めたい方にとって、WinserverのFX専用VPSは心強いパートナーとなるでしょう。
FX取引におけるリスクの説明と警告
FXはリスクのある取引になります。外国為替相場の変動などにより損失が生じる可能性があります。FXの取引をする前に投資の目的、許容できるリスク、過去のご経験など総合的な観点からご検討ください。
また、当ブログで提供している情報は必ずしも利益や効果を保証するものではありませんので、FXの仕組みやリスクを十分ご理解いただいた上、ご自身の責任と判断で取引いただきますようお願いします。