バイナリーオプションのデモで収支がプラスになる結果が出たので、実際にリアルで裁量トレードに挑戦することにしました。
デモトレードの記事はこちら
トレードに使ったバイナリーオプションのブローカーは、このとき『BT Option』を使いました。
特に入出金でトラブル等はなかったのですが、特に理由がなければ、通常は最もメジャーな『HighLow.com』[PR]がペイアウト率が高く安定しています。
デモで結果が出たので、リアルでの裁量トレードに初挑戦しました。初トレードしてみて、どのような結果となったかを報告します。
リアルで裁量トレードをした結果

実際にトレードした結果ですが、結論から言うと負けてしまいました。手法としては、CCIインジケーターとマーチンゲール法を組み合わせてトレードを行いました。
マーチンでは、5回まで負けても大丈夫な資金設定にしました。トレードを開始してすぐに、マーチンの5回の許容量を超える驚異の8連敗を喫してしまい、一気に資金を減らしてしまいました。
資金を減らしてから、コツコツとトレードを継続していく中で、順調に少しずつ資金を回復させていきました。
しかし、調子が良かったので、CCI手法を信じて、少し強気のトレードをしたところ、もう少しで元本を回復するところで、5連敗を喫してしまいました。
マーチンゲールの許容量を突破してしまい、再び資金を大幅に減らしてしまいます。
どのような状況でも、資金管理を徹底して淡々とトレードする姿勢が大切だということを思い知らされました。
今回のバイナリーオプションではデモだと勝てましたが、リアルでは負けてしまいました。
リアルで裁量トレードをした気づき

リアルトレードをして、最も実感したこととして、精神的負担がデモトレードに比べて、非常に大きいということでした。
デモトレードでも確かにプレッシャーを感じましたが、それとは比べものにならないくらい精神的ストレスが高かったです。
リアルトレードは、メンタルがとても重要であるということを実感しました。
デモでは、精神的負担はかかるものの、1日中でもトレードすることが可能でした。
一方で、リアルでは、がんばっても3~4時間くらい経過すると、負けるのではないかと不安になってきて、かなり精神的にきつくなってきます。
特に、連敗が続くとマーチンゲールの許容量の5回以上の負けをしてしまうのではないかとエントリーが恐ろしくなりました。
このため、バイナリーオプションのトレード時間は1日3~4時間くらいが限度だということがわかりました。
資金を減らしてしまった原因

今回、負けた原因としては、手法自体の勝率が低く、マーチンゲールへの依存度が高いことが原因だと考えられます。
デモトレードの時には、58%程度の勝率でしたが、リアルトレードでは、50%と勝率が下がってしまいました。
資金をプラスにするにはマーチンなしでも勝率60%以上は必要である計算になりますが、この数値を大きく下回る結果となっています。
トレード手法を変更して、基本的な勝率が高い手法を選択する必要があります。
そもそもの勝率が高くなれば、マーチンゲールへの依存度も下がり、精神的な負担も軽くなります。勝率自体を70%程度以上に高める必要があると分析しました。
インジケーターのCCIだけでは、インジケーターに合わない相場では、連敗を喫しやすいので、ほかのインジケーターと組み合わせて、もっと精度を高めて、エントリーを絞る必要があります。
CCIの特徴として、レンジ相場とは相性が良いですが、トレンドが発生すると1方向に値動きが進んでいくことから、逆張り手法の場合、勝率が下がってしまいます。
このときは、テクニカルの知識がまだまだ足りず、そのような分析ができませんでした。
また、エントリー回数が多かったのも精神的負担を大きくしている要因の1つだったので、エントリーを絞り込むことは、精神的負担を減らすことにもつながります。
今後の方針
今回用いたCCIだけにこだわらず、そのほかの手法を発掘しつつ検証していきたいと思います。
また、マーチンゲールは、連敗して負けの回数を重ねると、大きな精神的負担となり、設定した連敗の数を突破してしまったときは、1回で大きな損失を生んでしまうという弱点があります。
トレード手法自体の勝率を高めて、マーチンゲールの依存度を下げる、可能ならマーチンゲールを使わないで収支をプラスにもっていけるように、研究していきたいと思います。