お金に働いてもらってお金を増やすために、投資にも初挑戦することにしました。
本来、初心者は投資信託のような長期の積立投資のような時間をかけて資金を増やすほうが難易度やリスクが低くおすすめではあります。
ただ私は短期間でお金を増やすスキルも身につけたいという強い思いから、FXに挑戦することにしました。
FXというとリスクが高いというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
確かにFXはレバレッジを上げれば、少ない証拠金で大きなトレードができることが魅力ですが、そのぶん資金を減らすリスクも上がり、一夜にして資金を失ったという話はよくある話です。
それでも、投資初心者の私がFXを選んだ理由は、FXトレードを架空のお金で練習できるからです。これをデモトレードといいます。
FX初心者はデモトレードで練習ができる
現在では、さまざまな投資がインターネット上でできる時代になりました。FXもネットで取引可能で、さまざまな取引ツールが存在します。
数ある取引ツールの中でも、世界的に広く使用されているのがMT4(Meta Trader 4)やMT5(Meta Trader 5)です。
MT4やMT5ではデモ口座を作成できて、架空のお金を使ってトレードの練習ができます。
デモ口座でトレードできる期間に制限を設けている証券会社もあり、期限がきたら口座が自動的に閉鎖されるところもあります。
ただ、デモ口座は複数持っていてもOKで、何回も作ることができるので、口座が閉鎖されたらデモ口座を再作成すればよいだけです。
MT4やMT5が使える証券会社は主に海外の証券会社になります。ちなみに、私はThreeTraderのMT4のデモ口座を使用しています。
※ThreeTraderではMT4のみでMT5は記事更新時点ではありません。
海外のFXの証券会社の中で裁量で使う場合に私が1番おすすめできるのがThreeTraderです。
海外の証券会社では、取引をしていないと口座維持手数料がかかる証券会社も少なくありませんが、ThreeTraderは口座維持手数料がかかりません。
また、ThreeTraderは海外のFX証券会社の中では、スプレッドが狭く、スキャルピングのような短期売買にも使え、裁量トレードに適しています。
口座開設も無料で口座維持手数料もかからないため、口座を作っておいても負担が発生しないので、ライブ口座とデモ口座を作っておくことをおすすめしています!
FX初心者はデモ口座で、模擬トレードをしてMT4やMT5の使い方やエントリーのやり方など一連のトレードの流れを練習することができます。
デモトレードで入手した手法の検証をしつつ、どれだけのリターンを得て、どれだけのリスクをとるかをシミュレーションして、レバレッジの倍率や取引するロット数を決めて、リスクを事前にコントロールしておきましょう。
国内のFX会社でデモトレードはできるのか?
ThreeTraderのように海外のFXの証券会社では、レバレッジを高く設定ができますが、反面スプレッドが広いのが特徴です。
海外のFX証券会社は、レバレッジが高いのでリスクも上がりますが、ゼロカットシステムを採用しているので、口座に入金した金額以上の損失は発生しません。
一方で、国内のFX証券会社だとスプレッドが狭いのが特徴で、短期売買のスキャルピングをするときは国内の証券会社を利用したい場合もあります。
ただし、注意点として追証が発生した場合は資金がマイナスになるリスクがあります。
国内の証券会社を利用する場合は、必ずストップロスを設定しておいて自動で損切りされるようにエントリーする慎重さが大切です。
それでも、急激な価格変動が起きた場合は決済がすべって指定した価格で約定しません。ストップロスを設定しておいても、決済した価格で約定しないことがあることは覚えておきましょう。
国内の証券会社では、デモトレードができない証券会社もあります。
国内でデモトレードができるおすすめの証券会社は、開設口座数も多く人気の証券会社であるDMM FXです。私も口座開設して使っています。
国内の証券会社のうち約定力の高いといわれるいくつかの証券会社を実際に使ってみて、約定力を比べてみました。その中で最もすべり幅が小さかったのがDMM FXでした。
DMM FXも口座開設も無料でできますし、口座維持手数料も無料なので負担するコストはかからないので、口座を1つ作っておくとFXする上で重宝します。
DMM FXのデモ口座は、3ヵ月経過すると使えなくなるので、継続して使う場合は再作成をすることで利用することができます。
デモトレードは意味がないのか?
デモトレードは全く意味がないので、すぐにリアルトレードすべきという意見をよく目にします。
なぜ、デモトレードは意味ないのか?というと、あくまでもデモトレードは、架空のお金を運用するので、お金を失う恐怖心やもっと資金を増やしてやろうという欲が生じないことです。
実際にリアルトレードをするとこの欲と恐怖心をコントロールすることが求められます。
デモトレードとリアルトレードの違いは、このメンタルをコントロールする必要があるか?ないか?というところにあります。
デモトレードでは、メンタルの部分が欠落しているので、小さな金額でのエントリーでリアルトレードをするべきという意見もあります。
小額でのエントリーであれば、損失を出しても少ない損失で済むので、トレードを練習するのは、小額でのリアルエントリーをするべきという意見が大勢を占めます。
私自身もこの意見には賛成なのですが、だからといってデモトレードが不要とも思いません。
なぜなら、小額でも損失を実際に出してしまっているので、トレードするにあたって、まだ手法ややり方に未知の部分がある場合は、無用の損失をあえて出す必要はありません。
このため、まだよくわからない手法を開始するときや取引の仕方自体の全容を把握できたいないうちは、デモトレードで試してみるというのは十分意味があります。
デモトレードをやる意味
メンタルの部分が欠落しているデモトレードをそれでもやる意味は次の理由があります。
トレード手法が正しいものなのか?
巷にあふれるトレード手法(トレードツールも含む)の中には、きちんと結果の出せるものもありますが、全然結果の出ない偽の手法も少なからず存在します。
結果の出る手法であれば、リアルトレードで練習することに意味がありますが、そもそもそのトレード手法が自体が偽の手法だった場合は、どうやっても結果が出るわけがありません。
それを小額でも、リアルトレードですることは、無用の損失を生むことになるからです。
あなたが試そうとしている手法が資金を継続的に増やせる手法なのか?まずは、デモトレードでふるいにかける必要があるというわけです。
トレード手法があなたに合っているのか?
あなたが試そうとしているトレード手法が、結果の出せる、資金を継続的に増やせる手法だったとします。しかし、あなたが実際に使ってみると全然結果が出ないケースもあります。
私は、RSIやストキャスというインジケーターを見ても、どうもピンとこないし苦手で、どうも性に合わないです。
そのトレード手法があなたに合っていないケースがあります。それを小額でもリアルトレードしたら無駄になりかねません。
ツールやインジケーターのいろいろな使い方を試す
トレードをする上でトレードを補助するインジケーターやツールのいろいろな使い方を試すのには、デモトレードのほうが向いています。
本物のお金で、うまくいくかもわからない使い方を試すのは、逆に恐ろしすぎます。リスクのないデモトレードで事前に検証すべきです。
デモトレードのやり方
デモトレードをするときのやり方ですが、あくまでもリアルトレードを想定してすることが大切です。
架空のお金だからと言って、ギャンブルのように無計画に資金管理をせずに、エントリーするのであれば全く意味がありません。
あくまでも、リアルでトレードするように資金管理をしながらエントリーして検証していく必要があります。
そして、リアルに移行するまでに、レバレッジの倍率や取引ロット数を決めておきます。これらの数値を自分のリスク許容量に合うように最適化しましょう。
いきなりリアルトレードもあり
デモトレードをせずに、いきなり小額でのリアルトレードも全然ありです。トレード手法が確かな手法ならロット数を抑えて取り組むのは、短期間で結果を出すことにつながります。
資金管理をしっかりして、練習のための損失を許容できるのであれば、むしろメンタルの影響をはかりながらできるので効果的です。
デモトレードをするにしても、次のステップは小額でのリアルトレードになります。
MT4で最小ロットで取引すれば、もちろん負ければ損失は出ますが、その金額はとても小さく、FXを学ぶ費用だと思えば、負担も軽く、実際の感覚がつかめておすすめです。
国内の証券会社で少額で取引を開始したい場合、国内ではレバレッジが25倍が上限なので、取引するには証拠金をある程度用意しないと取引できません。
国内の証券会社で少額で取引する場合は、松井証券MATSUI FX[PR]が使いやすいです。
通常の国内の証券会社なら1万通貨単位や千通貨単位での取引になりすが、松井証券MATSUI FX[PR]なら1通貨単位から取引が可能でワンコイン(100円)から取引できます。
ちなみに、松井証券MATSUI FXにもデモトレードがあります。
私がおすすめするのは、デモ口座とリアル口座(ライブ口座)を両方とも作っておいて、どちらでもトレードができる状態にしておくことです。
そうすることで、シチュエーションによって使い分けをすることができます。
デモトレードの期間
デモトレードをする期間ですが、特に明確な決まりはありません。
私の場合は慎重なので、デイトレのような短期・中期の手法では、月単位でプラスになり、3ヶ月プラスが続けばリアルトレードに移行するという独自ルールを作っています。
スイングトレードのような長期の手法では、エントリーの頻度が少なく長期でトレードをするので、目標金額を決め、その目標金額まで資金が増えればリアルに移行するというルールを作っています。
私の場合は慎重すぎるかもしれません。検証ができたと判断できたら、小額でのリアルトレードに移って全然問題ありません。
まとめ
デモトレードをする意味があるかについて、私個人の意見としては意味があると思っています。ある程度トレードに慣れたら、最小ロットでのリアルトレードに移行してOKです。
デモトレードをする意味とは
- 使う手法が正しい手法であるか?
- その手法は自分に合っているか?
- ツールやインジケーターの使い方を試す
であり、リアルトレードをする前に確認しておきたいことを、事前にしっかり試しておくことです。
デモトレードをするときは、あくまでもリアルのときと同じように、緊張感を持って実際の運用を想定してシミュレーションすることが大切です。
トレード手法の使い方がわかり慣れてきたら、すぐに最小ロットで実弾投入してもかまいません。
初めて使う手法やインジケーターを試すときは、デモトレードはとても有効な手段ですので、デモトレードとリアルトレードをしっかり使い分けていきましょう。
おすすめの証券会社は、
海外であれば「ThreeTrader」です。
日本国内であれば「DMM FX」になります。