ことごとく失敗が続き、いろいろな情報商材を買っていき、お金だけはどんどん減っていきました。当時、川島塾の主催者でもある川島和正氏をはじめとした稼げるオプト案件をまとめたメルマガが流行っていました。
私も完全無料という文言に惹かれて、複数のオプト案件に登録して、無料の情報でお金を稼ごうといろいろ登録していました。
しかし、これは情報弱者の典型でまさに搾取される側になっていたんだなと今ではわかります。
完全無料とか言っていますが嘘で、結局最後にはバックエンド商品の有料商材を紹介して買わせるのが目的です。
無料の稼げる情報と言いながら、ふたを開けてみれば、最後に紹介するバックエンド商品の説明でしかなく、中身がないのでオプト案件の無料情報で稼げるようになることはゼロではありませんが、ほぼないと思ったほうがよく時間の無駄です。
しかし、当時の私は無料の情報でなんとか稼ごうとオプト案件に登録していました。ツールのプレゼントなんかがあるとすぐに飛びついていましたが、機能制限があったり、一定期間しか使えなかったり、プレゼントしてもらったツールで稼げた試しがありません。
結局、まんまとプロダクトローンチの販売手法にのせられ、バックエンド商品をいくつも購入していくことになり、お金をどんどん失います。
購入した情報商材については、あとで順に紹介していきます(笑)
オプト案件が稼げないと気がついて目が覚めるまでに、かなりの時間を有することになります。目が覚めて気づいてからは、メルマガをガンガン解除していきます。
さらに、投資は怖いイメージがあったので、ずっと手を出してこなかったのですが、あまりにもネットビジネスで稼げないので、手段は選んでいられないということで、ネットビジネスと並行して投資にも挑戦し始めます。
また、昔、占ってもらっていた占い師さんに投資との相性は悪くない、むしろよいと言われたことも投資へ参入するきっかけとなりました。
占い師さんからは、長期の投資が向いていると言われているので、投資に取り組むときも絶対ではないですが、取引期間は意識しています。
しかし、当時の私は考えが甘く『ネットビジネスは簡単』という甘い言葉を鵜呑みにしていたので、最初の頃は自動売買やシグナルツールで簡単に稼げて、できるだけ不労所得になるものを選びます。
そのあと、問題点に気づき裁量へとシフトしていきます。
バイナリーオプションのシグナルツールを購入
当時、無料オプト案件を読み漁っていたときに、『機関投資家のプロである友人からすごい画期的なバイナリーオプションのシグナルツールができた』という情報が入り、そのバイナリーオプションのツールのシグナルに従うだけで、お金がどんどん増えていくというツールの存在を知りました。
もちろん、最初から信じていたわけではなかったのですが、無料で提供されたデモツールを実際に使ってみたところ、本当にお金が増えていったのです。
これは、いける!と思い、安くはありませんが、このシグナルツールを買うことにしました。
記事を読んでもらえればわかりますが、購入したシグナルツールで5万円を運用したら、一瞬で溶けてしまいました。さすがに、顔面蒼白になり凹みましたね。
シグナルツールを使って稼げるほど、相場の世界は甘くありませんでした。
教訓:バイナリーオプションのシグナルツールや自動化ツールで稼げることはない
教訓:ツールに頼ると自分で稼ぐ力が身につかず残らない
(ツールが使えなくなった途端に稼げなくなる)
なによりこのときは気づいていませんが、シグナルツールを使って稼げたとしても、スキルが自分に残らないので、もし、そのツールが使えなくなったら、稼げなくなることに気づいていません。
投資デビューは見事に失敗に終わりました。
FreeTribeという会員制サービスに入会
FreeTribeというのは、FXトレードを教える会員制サービスです。ここで教えてもらったFXトレード手法をデモトレードで検証していたのですが、よく考えられた手法で、レンジ相場であれば負けずに確実に資金を増やしていくことができました。
なので、手法自体はとても良い手法で入会費は安くはありませんでしたが、入会してよかったと思っています。
しかし、投資初心者でまだチャートの読み方や相場についての知識が浅く、表面的なやり方しかわかっていませんでした。
このFreeTribeの手法の最もネックとなる点が、レンジ相場とトレンド相場の切り替わりを見極めることができるか?という点でした。
これは、FreeTribeの手法だけの課題ではなく、レンジ相場とトレンド相場の見極めができれば、どんな手法でも勝つことができます。
FreeTribeの手法はレンジ相場では、100%勝つことができますが、トレンドが発生して手法の切り替えができないとロスカットしてしまうので、この切り替えがうまくできるかが、重要になってきます。
当時は、このレンジ相場とトレンド相場の切り替え方がどうしてもわからなかったので、この手法を使うのは無理だとあきらめていましたが、相場の勉強をし続けてきて、チャートの以前より掴めてきたので、改めて検証作業を行いました。
サポート期間は3ヵ月なので、とっくにサポート期間は過ぎていて、改めてサポートを受けると高額になるので、自分だけで独自にこの手法を検証し続けていました。
再検証しましたが、この手法は捨てることにしました。
その理由として、MT4のバージョンが更新されていくうちに使っていたインジケーターがうまく動作しなくなったので、うまくトレードできなくなったというのが理由の1つです。
※サポートが受けられないのでインジケーターの更新ができない
また、レンジからトレンドに切り替えで、どうしてもダマシに会って損切りが増えてしまい、損益をトータルでプラスにできなかったというのがもう1つの理由です。
この記事執筆時点で、ほかのFXトレード手法を複数入手しており、大金を払って入手した手法である点は痛いですが、あえてFreeTribeの手法にこだわる必要がなくなったのも大きい理由です。
ダメおやじ流簡単バイナリーをやってみたけど
ダメおやじというハンドルネームで活動されているダメおやじさんが無料で配布しているバイナリー用のインジケーターを使わせていただき、バイナリーにチャレンジしました。
エントリーポイントが出現すると音が鳴るので、ほかのことをしていても音を聞いてから準備ができるので、重宝していました。
しかし、デモトレードで検証を続けましたが、いわゆるダマシが多くてなかなか勝率が安定しませんでした。
インジケーターの説明書がないので、パラメーターの調整の仕方がわからず(しばらく後でわかりました)デフォルトの設定値で合う通貨ペアを探したり、いろいろ試行錯誤しましたが、結局、デモ検証で収支がプラスにならず、断念しました。
CCIインジケーターを使ってバイナリートレード
当時、使っていたバイナリーオプションのブローカーでCCIインジケーターによる手法が解説されていたので、早速取り入れてみました。
この手法はCCIだけではなく、マーチンゲール法を併用した手法で、CCI+マーチンゲールでトレードを行いました。
私は元SEなので、プログラムを多少いじることができます。なので、CCIのインジケーターを改良して、ある条件になると音が出るように変更し、ほかのことをしていても音でエントリーできるようにしました。
デモトレードで検証した結果、収支が大きくプラスになり、これならいける!と確信し、リアルトレードに移行します。
リアルトレードの結果はどうなったか?というと見事に負けて資金を減らしてしまいました。
負けた主な原因は
- CCIは合う相場(チャート)と合わない相場(チャート)がある
- マーチンゲール法への依存度が高く頼りすぎた
- CCI手法のもともとの勝率が低すぎた
- 裁量トレードをするとき片手間でやらず集中すべきだった
があげられます。
シグナルツールに続き、裁量トレードでも失敗に終わり、再びバイナリーオプションで挫折することになります。