私は、ノウハウコレクターという言葉が嫌いです。私自身、ノウハウコレクターであるという意識は全くありませんでした。
なんとかネットビジネスで結果を出してやろうとがんばっていたので、自分がノウハウコレクターだとは思っていませんでした。
しかし、結果が出ないまま気づいてみれば、200万近く情報商材に費やしていました。自覚がないまま、いつの間にかノウハウコレクターになってしまいました。
別にノウハウを集めてコレクターになりたいわけではありません。それは、ノウハウコレクター化してしまった人がみんな思っていることではないでしょうか。
そもそもノウハウコレクターの意味とは?
ネットビジネスで使われる用語で、情報商材や書籍を通して多くの知識を持っているものの、思うような収益があがっていない状況を指します。 情報を得ることで満足してしまい、実際に行動しないことが原因で、ノウハウコレクターになってしまうケースが多いようです。
ノウハウコレクター依存症からの脱却方法
1つの情報商材を実践し使い倒す
ネットビジネスを始めるにあたって、何も知識のないままに始めるのは、足がかりがないので、いくつか売れ筋のお手頃な価格の情報商材を買ったほうがよいでしょう。
そして、その中でこれは!と思う情報商材を1本に絞り実践していきます。
実践するにあたっては、まず1度一通り読みこみ、そのあと実践しながらでもいいので、2度、3度と1つの教材を読み込んでいきましょう。
すでに、複数の情報商材を購入している人であるならば、その中でもっともまともな「これは!」と思うものを1本選択して、実践していきましょう。
実践をしながら、2度、3度と読み返してゆき、より理解を深めていきます。
私自身もノウハウコレクター状態になっていたので、過去に購入した情報商材で廃れていない良いものを掘り返して、再び、実践中です。
そして、私自身は、情報商材を1本に絞るというよりは、実践するジャンルを1本に絞って、足りない情報を補うようにしています。
まずやってみる
ネットビジネスを始めたときに、最初は誰でも初心者です。たいていは、最初から上手にできることはありません。まず、失敗しても上手にできなくてもやってみましょう。
ネットビジネス(投資以外)の場合、失敗しても大きな損害にはなりません。
転売で、高額の商品を扱うときは注意が必要ですが、失敗のリスクが小さいのがネットビジネスのよいところです。
私自身は、アフィリエイトやアドセンスを中心に実践していますが、最初に書いた頃の記事は、文字数も少なく、しょぼすぎて恥ずかしいくらいです。
しかし、記事はいくらでも修正が可能です。労力はかかりましたが、しょぼい記事はすべて修正したり、削除したりしました。
かかっている経費は、ドメイン更新料が年間で3千円くらいなので、情報商材を購入することを考えたら微々たるものです。
最初は、文字数も少なく、内容の乏しい記事を書いていましたが、やっているうちに文字数も増えて、マシな記事を書けるようになってきました。
実践しているうちに、少しずつ腕前が上がり、レベルアップしていくんです。ネット上に記事や商品を公開することに恐怖を感じる人もいるかもしれません。
しかし、あなたが有名人ならともかく、無名のあなたの記事や商品に興味がなければ、無関心に読まれることもなくスルーされるだけです。
そこまで、神経質になる必要はありません。
マインドセットは捨てる
メルマガを読んでいたら、よく言われることに「マインドセットが大事」「マインドセットがあれば稼げる」をよく目にしました。
それを真に受けて、マインドセットばかり学んでいましたが、全く稼げませんでした。
当たり前なのですが、稼げる仕組みを作らないとお金は入ってきません。心構えを学んだところで、お金にはなりませんし、さっさと実践して作業をしたほうがお金になります。
では、なぜ「マインドセットが大事」というのか?というと、お金を稼ぐノウハウは有料で販売したいからです。
つまり、マインドセットは無料で流せるので、メルマガやラインのような情報発信の記事ネタとして最適なだけです。
無料のメルマガで、お金を稼ぐノウハウを流してしまうと一銭にもならないので、無料でネタにできるマインドセットは都合がいいわけです。
マインドセットでよく言われていたことに「素直になる」という言葉がありますが、あれは読者を教育しているだけです。ノウハウを素直に実践することは大切です。
しかし、メルマガやローンチの売り込みを素直に聞いていたら、情報弱者としてお金を搾取されるだけです。それこそ、ノウハウコレクターへの道にまっしぐらです。
マインドセットの真の意味をしっかり理解できるのであれば、必要なものなのかもわかりません。
しかし、私のような凡人以下の人間には、マインドセットからビジネスアイディアを思いつくことはありませんし、新しいビジネスモデルを作ることもできません。
それよりも、1つのジャンル・ノウハウを愚直に実践したほうが結果は出ます。
マインドセットは、情報商材を購入すれば、そのノウハウの中に書いてあることも多いので、そこで学んでしまえば十分ですし、マインドセットを学ぶ時間は、実践する作業時間にあてたほうが建設的です。
誰かに聞ける環境を持つ
すでにその分野で結果を出している人に、聞ける環境を持っておくことが大切です。よく言われるのが「メンター(師匠)」を見つけるとよいと言われています。
自分が進む方向が間違っているときに、軌道修正してもらえますし、つまずいたり、わからないことがあるときに、正しい方向に導いてもらえます。
メンターでなくても、情報商材のサポート期間の長い、もしくは、無期限のものを購入するのも良い選択肢です。
ただし、聞く相手を間違ってしまうと、訳のわからない指導を受けて、迷走してしまいますので、メンターやサポートを選ぶときには、よく吟味して選ぶようにしてください。
もしくは、コミュニティやSNSがあるスクールや塾では、参加者同士が情報交換を行い、お互い切磋琢磨し合えるので、そういう環境では挫折しにくいです。
ただ、スクールや塾は、参加費がやや割高なので、もし参加する場合は、そのスクールや塾の評判や参加者の体験談などをよく調べてからにしてください。
情報をしぼる
あなたは、いくつのメルマガを読んでいますか?たくさんメルマガを読んでいる人は、読むだけで1日が終わっていないでしょうか?
そして、内容のない売り込みだけのメルマガを読んでいても、稼げるようにはなりません。
メルマガ発信者はあなたの成功を望んではいません。メルマガで紹介したものをあなたが買ってくれて儲けることしか考えていません。
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商品ばかりを紹介して、売り込みを行う内容のないメルマガをすべて解除するだけで、余計な情報が入ってこないので、ほかの情報商材に目移りすることも減り、ノウハウコレクター化の予防になります。
そして、メルマガを読む時間が減るので、ノウハウを実践する時間を作ることができます。
極論を言えば、すべてのメルマガを解除して、その時間を実践の時間にあてたほうが結果は出ます。
プロダクトローンチのキャンペーンなんかに参加するのは、問題外です。
誘導ページには、完全無料で教えてくれるみたいなことが書いてありますが、永遠に売りたい商品のことを説明するだけで、なんの身にもなりません。
ただの時間の無駄です。最終的に結果が出るかもわからない高額な有料商品を買わされて終了です。
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1つのジャンルに絞る
よくノウハウコレクターにありがちなのが、サイトアフィリをやりつつ、無在庫転売もしつつ、アドセンスもしているみたいな、ネットビジネスの掛け持ちをしていまっていることがあります。
いろいろな甘い言葉の誘惑に誘われてオファーをあっちもこっちも手をだしてしまい、同時並行で複数のビジネスをしてしまうということがよくあります。
同時並行で複数のビジネスをしてしまうと、力が分散してしまい、どれも中途半端になってしまうということが、往々として起こってしまうのです。
ただでさえ、ネットビジネスをする人は、専業でするならまだしも、たいていは本業があり、副業で行うことがほとんどです。
限られた時間でネットビジネスをするわけですから、複数を掛け持つ余裕はないはずです。
結果が出ていないのであれば、複数のビジネスを掛け持ちせずに、最も得意なものに時間を集中して、ほかのビジネスは止める勇気が必要です。
ほかのビジネスは、1つのビジネスが軌道にのって、手が離れたときに改めて取り組めばよいのです。
ネットビジネスは難しい
ネットビジネスは、楽して簡単に儲けられるというイメージが出来上がっていますが、凡人以下の私は、ネットビジネスはとても難しいと思っています。
そんなに簡単に稼げた試しがありません。
仕組みを作るにしても、コツコツと地道な作業を続けらなければなりませんし、仕組みが出来上がったからといって必ずそれが成功するとも限りません。
「簡単に稼げる」「片手間で稼げる」「すぐ儲かる」「スマホでOK」「1日3分でOK」なんてありえません。こういう甘い言葉は、まず疑ったほうがよいです。
たとえ、本当に稼げたとしても、そのビジネスは参入障壁が低いわけで、すぐに飽和して稼げなくなるビジネスです。
ネットビジネスは、必要経費も低く、リスクも低いので、誰でも参入できますが、あくまでもビジネスであって、企業の肩書きもない信用のない個人がお金を稼ぐということは、そんなに簡単なことではないのです。
ネットビジネスが簡単だと思っているのであれば、ネットビジネスはやめたほうがよいです。仕事なので本気で取り組まなければなりません。
私が長い間稼げなくても、ネットビジネスを止めなかったのは、ネットビジネスをすることが好きで楽しいからです。
少ない金額でも報酬があがれば、めちゃくちゃうれしいですし、アクセスが増えるとすごいやる気になります。
もちろんつまずくこともありますが、やってて楽しいから続いています。
自分に合うジャンルを選ぶ
ネットビジネスにもいろいろなジャンルがあります。なんでもかんでもできればいいのでしょうが、その人にとってそのジャンルが合う合わないが存在します。
たとえば、私は記事を書くのは楽しくて仕方ないのですが、商品を梱包したり発送したりするのは面倒でつまらなくて仕方がありません。
サイトやブログの運営は好きですが、転売は全然楽しくありません。
ネットビジネスのジャンル一覧
- サイトアフィリエイト
- PPCアフィリエイト
- ブログアフィリエイト
- トレンドアフィリエイト
- メルマガアフィリエイト
- アドセンス
- 輸入転売
- 輸出転売
- 無在庫転売
- せどり
- 情報商材販売
- WEBサービス運営
- ネットショップ運営
- ドロップシッピング
- クラウドソーシング
- 動画配信(Youtubeなど)
ほかにもあるかもしれませんし、今後、新しいジャンルが登場するかもしれませんが、思いつく限り挙げてみました。
どのジャンルが自分に合っているか?作業していて楽しいか?苦にならないか?を見極める必要があります。
どのジャンルをやっても、作業が苦痛でしょうがないという人は、原資は必要ですが作業を外注してしまうという方法もあります。
試行錯誤する
ノウハウを実践するにあたって、必ずつまずくことがあります。そのときにトライ&エラーをして試行錯誤しながら、問題点をクリアにできる力があるかどうかが大切です。
もちろんサポートに聞くということも大切ですが、ちょっとつまずいただけで、すぐにあきらめてしまっては、ネットビジネスに限らず結果はついてきません。
すぐにあきらめて、次のノウハウにフラフラ行ってしまうことこそ、ノウハウコレクターの特徴なので、粘り強く1つのジャンル・ノウハウを極めるくらいの気持ちで、集中して1点突破をはかることこそ、ネットビジネスで成功する秘訣です。
必要な情報だけ購入する
ネットビジネスを実践していくうちに、わからないことやつまずくことが出てきます。
もちろん、ほかの人に聞ける環境があればベストなのですが、わからないことやつまずいたことが書かれた情報のみを購入するのがおすすめです。
最近では、ネットで検索したら、無料で載っているものも少なくありません。まずは無料情報を活用しながら、無料で入手できない必要な情報のみを購入します。
こうすることで、無駄な情報商材を購入することがなくなり、無駄なお金を使わなくて済みます。
ノウハウコレクターの特徴
意図はしていなくても、ノウハウコレクターになってしまう人の特徴をあげてみます。
情報商材を買って1度しか読み込まない
ネットビジネスを始めて、まずは知識を得るために無料・有料にかかわらず、情報をインプットしていくはずです。
このとき、購入した情報商材を1回だけ読んだら、わかったと認識して満足してしまうことです。
私自身も1度読んだら満足して、2度と読まずに放置してしまった商材が数多くあります。ひどいときは、購入しただけで満足してしまい、読みもしていない情報商材もあります。
完璧を求めすぎる
実際に情報商材を一通り読んだところで、完璧なサイトや仕組みを作らなければと、敷居を高くして身構えてしまい、実践に入ることができないことがあります。
すごいサイトや仕組みを作らなければと、プレッシャーを感じて、肝心の手が止まってしまうパターンです。
アウトプットしない
1度しか読み込まないと同様ですが、情報商材で知識を得たことに、満足してしまい、肝心のアウトプット、実践をしないパターンです。
ネットビジネスについては、とても詳しくなるのですが、知っているだけで、アウトプットしないので、全く結果が出ません。
私もネットビジネスを始めた最初の頃は、こういう状態に陥りがちでした。
マインドセットばかり学んでいる
マインドセット、言い換えると自己啓発にばかりに時間を費やしてしまい、実際の作業に時間を使えずに実践が滞ってしまうタイプです。
私自身も当時、習っていたセミナーの講師から、「マインドセットがとにかく大切、マインドセットを学べば成功できる」と言われたことを素直に真に受けて、マインドセットばかり勉強していましたが、当然、稼げる仕組みを作っていないので、稼げるわけがありませんでした。
進む方向が間違っている
実際に実践をし始めますが、解釈を間違ってしまい、自分の我流のやり方をしてしまうパターンです。進む方向が間違っているので、どれだけがんばっても結果が出ないケースです。
また、実践していく中で、こうしたほうがいいんじゃないかと、自分の都合のよいようにやってしまったりすると、結果がでなかったりします。
すぐにほかの情報商材に目移りしてしまう
ある情報商材を購入して実践している最中に、ほかの情報商材の情報が目に飛び込んで、そちらが魅力的に見えてしまい、情報商材の実践中にも関わらず、ほかの情報商材を購入してしまい、どっちつかずになって中途半端になり、結果が出ないパターンです。
こういう人は、甘い言葉に誘われて、次から次に情報商材を購入して、ノウハウコレクターに陥りやすいです。
すぐに結果が出ないと不安になったり、飽きたりしてしまい、「楽してすぐに稼げる」という謳い文句に流れてしまいます。
継続できない
ネットビジネスで結果を出そうとするならば、ある程度、腰を据えて続けていく必要があります。
ネットビジネスは楽で簡単というイメージを情報提供者や販売者からすりこまれてしまい、本来、通常のビジネスと同じで、結果を出すには、地道な作業を継続することが必要であることがわからず、すぐに飽きてしまい投げ出してしまうパターンです。
それでも、お金はほしいので、再び挑戦するもまた投げ出すということを繰り返します。
真剣さが足りない
ネットビジネスをするにあたっては、本業のかたわらで副業という形で行うことがほとんどだと思います。
このため、本業の収入がある安心感から、いい加減に取り組んでしまい、本気度が足りずに、作業量が全く足りず、結果が出ないパターンです。
真剣さが足りないので、すべてが中途半端になってしまいます。
主体性がない
主体性がなく受け身であるため、自ら学習して結果を出そうという姿勢がないパターンです。
自ら行動しようという姿勢がないので、そこから創意工夫がなく、ちょっとしたことでつまずいただけで、あきらめてしまいます。
楽に稼げると思っている
ネットビジネスは、元手資金も小額でリスクはありませんが、あくまでもビジネスなので、結果を出すのは簡単ではありません。
簡単に稼げると思って、参入してみたものの結果が全く出ずに、すぐにあきらめてしまうパターンです。
また、「簡単に稼げる」「片手間で稼げる」「すぐ儲かる」「スマホでOK」「1日3分でOK」など甘いセールス文に誘われて、実践しても結果の出ない詐欺商材を掴んでしまいます。
こういう類の文言のある情報商材は、すべてとは言いませんが、ほとんどが結果の出ないゴミ商材の可能性が極めて高いです。
複数のビジネスを同時並行で実践している
ノウハウコレクターは、いろいろなノウハウを購入してしまうため、1つのノウハウに集中するのではなく、購入した複数のノウハウを同時並行で進めてしまう傾向があります。
ネットビジネスは、あくまでもビジネスです。結果を出すことは、そんなに簡単なことではなく、片手間でできるほど容易ではありません。
複数のノウハウを同時並行で行うと、力が分散してしまい、結果が出にくくなってしまいます。
ノウハウコレクターの心理
次にノウハウコレクターの心理に焦点を当てて、述べていきたいと思います。ノウハウコレクターの状態に陥った人がどういう思考をしているか確認していきます。
楽して簡単に稼ぎたい
これは、ネットビジネスに携わっている先行者に問題があるのですが、自分が儲かればよいとしか考えていないので、情報商材を売り込むためにネットビジネスは「簡単」「楽に稼げる」「片手間でOK」などの情報を流布してしまっているために、ネットビジネスは簡単というイメージがついてしまっています。
これを素直に真に受けた多くのネットビジネス参入者は、ネットビジネスは、楽して簡単に稼げると信じてしまうのです。
楽して簡単に稼げると思って、「簡単に稼げる」「片手間で稼げる」「すぐ儲かる」「スマホでOK」「1日3分でOK」などの甘いセールスに引っかかってしまいます。
このような商材の多くは、中身がスカスカで詐欺的な商品も少なくありません。当然、結果のでない情報商材を掴まされてしまうので、結果も出せないわけです。
また、たとえ結果を出せるノウハウであっても、楽して簡単に稼ぎたいと思っているので、少し実践してうまくいかなかったり、作業が面倒であったりすると、「このノウハウは稼げない」とすぐに投げ出してしまい、また違うノウハウに目移りしてしまい、情報商材を買い漁ってしまうのです。
こうなると一種の依存症と言ってもいいでしょう。
ノウハウやツールがあれば稼げる
情報商材というのは、あくまで教科書であり、ツールというのはあくまで道具になります。それを実践して、うまく使いこなせなければ、お金を稼ぐことはできません。
ノウハウを実践して、ツールを使うことで、トライ&エラーを繰り返しながら、ビジネスは形になっていきます。
サポート期間=実践期間
情報商材を購入すると、スカイプサポートやメールサポートが付いています。たいていは3ヶ月から6ヶ月くらいのサポート期間があります。
その間にしっかり実践して、結果を出すことは大切なことです。しかし、そのサポート期間が終われば、そのビジネスが終了するわけではありません。
サポート期間が終了しても、まだノウハウを完結できていないのであれば、そのあとも続けて結果が出るまで継続する必要があります。
さらに言うと、報酬を継続させるため維持するための作業も続ける必要があります。
稼げないことを人やモノのせいにする
情報商材を購入したけれども、結果が出なかったときに、その原因を人のせいにしたり、ノウハウやツールのせいにして、その情報商材を稼げないと断定します。
そして、また次のノウハウを求めて探していくスパイラルに陥ります。
確かに中には、内容がスカスカで、再現性のない稼げないノウハウもあるので、そういうものは見抜けないといけませんが、この思考に陥ると継続が困難になります。
稼げない商材と決めつける
ちょっとだけ実践して結果が出なかったり、つまずいたりすると、そのノウハウは全く稼げないと決めつけてしまいます。
たとえ、それが稼げないノウハウだったとしても、活用できる部分を何も吸収しようとしません。
すぐに稼げないと決めつけてしまうので、次から次へと違うノウハウを求めてしまいます。
実践したつもりになる
実践はしているものの、自分なりの解釈を入れたり、我流のやり方をしてしまうと、間違った方向に進んでしまいます。
進む方向が違うので、いくらがんばって努力してもゴールにたどり着きません。工夫したり、改善したりするのは、よいですが、違うやり方をするとうまくいきません。
モチベーションが続かない
ノウハウを実践をしているが、ネットビジネスに対すモチベーションが続かず、すぐに挫折してしまうタイプです。
挫折するたびに違うノウハウに飛びついては挫折する繰り返しになります。
そもそもネットビジネスをしていて、作業をしていても苦痛で楽しくないことが原因で、そのジャンルに向いていません。
まとめ
ノウハウコレクターになってしまうのは、あなたが悪いわけではありません。なぜなら、ネットビジネスに携わる多くの人がノウハウコレクターになってしまうからです。
これは、ネットビジネスの構造上の問題もあります。
悪意のある情報商材販売者が自分たちさえ儲かればよいと、情報弱者に対して詐欺的なノウハウや結果の出ないノウハウを平気で売り、「ネットビジネスは簡単だ」という間違った甘い誘い文句を流布し続けています。
ダイレクトレスポンスマーケティングを使ったプロダクトローンチという手法を悪用し、ゴミ商材をばらまいて、被害者を増やし続けています。
当然、そんなノウハウを真面目に実践しても結果が出せるわけもなく、また違う商材を購入するということを繰り返していくわけです。
もちろん、きちんとした結果の出せる情報商材を真面目に販売している人もいますが、その商材に出会うまでに、詐欺商材をつかまされたりして、いくつも商材を買わされるはめになるわけです。
こうして、ノウハウコレクターに結果的になってしまうという構造上の問題もあります。
この記事を通して、1人でも多くのノウハウコレクター(被害者)を救済できれば幸いです。また、今からネットビジネスを始める人に正しい認識を持ってもらえれば幸いです。