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VPSを使ったEA自動売買に初挑戦した結果

FX

過去記事で自動売買に再挑戦し、BigBoss MASSシステムを使ったサウザントレフトさんのEAを使って運用をした経緯を報告しました。その過去記事はこちらです。

BigBoss MASS システムでEAを運用した結果
私の過去記事を見てもらえればわかりますが、過去に私はシステムトレードを含めた自動売買でコテンパンにやられています。このため、完全に裁量トレードにシフトしていたのですが、どうしても自分の作業時間(トレード時間)は本業の労働時間や雑用を除いた...

結局、私は2つのEA(仮にEA-XとEA-Yと呼びます)を購入して運用し、EA-Xでは資金を半減させて撤退し、EA-Yでは、資金を2倍以上に増やし損失額をリカバリーした上で利益を出しましたが、EA-Yの弱点に気づき稼働を停止し撤退、BigBoss MASSシステムから資金を引きしました。

結局、最終的にはEAの購入費用分ほどマイナスで終わり、今度はサウザントレフトさんのVPSを使ったEAに切り替えて自動売買を継続しています。

ちなみに主催者は望月こうせいさんで、過去記事でも書きましたが望月さんの塾に入らせてもらったのをきっかけに、望月さんの提供するサービスを利用させていただくようになりました。

まずは、BigBoss MASSシステムが撤退後にどうなったかを報告した後、なぜ強制ロスカットを回避できたのかを再確認してから、VPSでEAを運用した結果を報告します。

BigBoss MASSシステムから撤退したその後

私はEAが大きな含み損を2回抱えた時点で、いつか大きなトレンドが発生し、戻らない相場に直面したときに強制ロスカットになる可能性があると判断し撤退しました。その後に、ロシアによるウクライナ侵攻が勃発し、ドル円が10円以上も暴落する大きなトレンドが発生しました。

そのときにBigBoss MASSシステムで運用していたEAが運悪くドル円でポジションを持ってしまったので、私が危惧していたことが、こんなにも早く現実になるとは思いませんでしたが、強制ロスカットで資金が吹き飛んでしまった方が続出した模様です。

もちろんサウザントレフトさんのEAだけではなく、他社のEAでも強制ロスカットになっている事例も多く発生しまった模様で、相場が10円以上も一気に動くことを想定して作られているEAというのは、稀有で少ないのが現実です。

強制ロスカットが発生した後の、報告会では資金を飛ばしてしまった方々から厳しい言葉が噴出していました。私も過去に自動売買で資金の90万円を1日にして、吹き飛ばしたことがあるので、怒りたくなる気持ちは痛いほどわかります。

望月さんやサウザントレフトさんの責任は当然ありますが、投資はあくまでも自己責任です。もちろん詐欺であれば、訴えるべきですが、全うなEAで全力を尽くしての結果なので、受け入れなければなりません。

望月さんは真摯に謝罪をされ、サウザントレフトさんは逃げずに報告会を開いて丁寧に説明され、有料ですが代替案も提案し、本当に誠意ある対応されています。私が過去に90万円吹き飛ばしたときは、主催者はいつの間にか事業譲渡して逃げていて、譲渡先は事実を淡々と説明して終了でした。たいていは私のケースのように、訴訟などを恐れて謝罪すらなく事実の説明で終わり、そのあとのフォローすらありません。

損失はとても痛くつらいですが、結果や謝罪を受け入れ、これを教訓に今後どうするかを考えるべきです。大切なのは、これからどうやって損失を取り戻していくかを建設的に考えていくことだと思います。投資をする上で一時的に損失を出してしまうことは避けて通れない道なのかもしれません。

なぜ強制ロスカットを回避できたのか

今回、私はウクライナ侵攻に端を発した円の大暴落による強制ロスカットをこの記事を執筆している時点では回避できています。なぜ、強制ロスカットになる前に、BigBoss MASSシステムから撤退できたのか?を述べていきます。

過去記事にも書いていますが、強制ロスカットが起こる前にEA-Yが2度大きな含み損を抱えるトレードを行いました。特に2回目は、通常の設定で運用すると含み損が資金の90%程度まで達して、結果的には価格が戻り利確しましたが、もし、価格が戻らなければ強制ロスカットの危険性があると判断しました。

もちろん、上昇または下降に1方向に大きく変動した後は、大きく相場は反発する特徴を持っているので、たいていは価格が戻って利確できることが多いです。しかし、これは100%戻るわけではないのです。それがわかっていたので、いつか戻らない相場がきたときに、強制ロスカットになるリスクがあると判断できました。

特にEA-Yはナンピン手法を採用していたので、ナンピンは含み損を抱えやすい性質を持っています。(過去記事ではナンピン手法は危険なので今後使わないと宣言していたのに使っちゃってますが)このため、いつか戻らない相場がきたら強制ロスカットになると分析し、EA-Yを停止し、資金を引いて、一旦、BigBoss MASSシステムから撤退する決断をしたわけです。

このとき、主催者の望月さんが「含み損を抱えた状態は負けではない」と言われていたのですが、私はそれを鵜呑みにせず、自分の分析に基づいて全力でリスク回避の行動をとりました。損失を出した方は、そのまま運用を続けた結果、強制ロスカットになったわけです。

もちろん、私が強制ロスカットを回避できたのは、たまたまで運がよかったとも言えます。もし、2回の大きな含み損を抱えたときに、強制ロスカットになっていれば、私も資金を失っていました。しかし、強制ロスカットを回避できた大きな違いは、相場から発せられた危険信号のサインをしっかり受け止め、リスク回避の行動を躊躇せずにとったかどうかということです。

主催者の望月さんの「ニュースを信じてはいけない。変動が大きいときこそチャンスだ」という発言も半分受け入れて、半分は受け入れませんでした。大きな変動でナンピン手法は含み損を抱えやすいことがわかっていたからです。

ここで注意してほしいのは、主催者の望月さんの発言が正しいとか間違っているとかそういうことが問題ではなく、あなたがこれらの発言を正しく受け取れる知識があるかどうかが重要なのです。つまり、相場を正しく判断できる知識を身につけておく必要があるということです。

もう1つの回避できた要因としては、EAはお金を払って購入しています。そのEAを危険を感じたら躊躇なく捨てているという点です。せっかくお金を出して購入したEAなので、どうしてもEAを捨ててしまうのはもったいないと考えてしまいます。それでも、危険を感じたら使用を停止すべきです。

正確に言うと、EAを捨てるわけではなく、利用を一旦停止するだけなので、また使うこともできますが、それでも高いお金を出して購入したのだから、もったいないと考えてしまいがちです。それでも、リスクを回避することを躊躇してはいけないということを改めて認識しました。

今回のMASSシステムの運用で学んだこと

今回のウクライナ情勢に端を発した強制ロスカットから、私自身も多くを学び教訓をえました。

今回学んだ教訓は

  • システムトレードによる自動売買は簡単ではない
  • 自動売買だからといって相場の知識は必要である
  • システムトレードは資金が飛ぶ前提で運用すべし
  • 自動売買は真剣に取り組み監視と分析を怠るな
  • FXは勝つことより大きく負けないことが重要
  • 複数通貨ペアでのシステムトレードは逆にリスクを高める

今回学んだ教訓は、次の記事に詳しく書きました。

FX自動売買の注意点!FX自動売買の罠!
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今回の大きな価格変動は、20年に1度の大変動と言われていますが、このような価格変動による強制ロスカットの多発は、実際には1~2年に1回くらいで起きています。そのたびに数十年に1度と報道され、投資家が損をしたという話題が持ち上がります。なので、意外と頻発するので、リスクに対する意識・管理は絶対に必要不可欠です。

大切なのは、自分の大切な資金は人任せにせず、しっかり投資の勉強をして知識を身につけ、自分主体で守って増やしていくという意識です。投資に真剣に取り組む姿勢が重要です。

VPSを使ったEA自動売買をしてみた!

サウザントレフトさんから今回購入したVPSで運用するEAを仮にEA-Zと呼ぶことにします。このEA-Zは、いわゆるマーチンナンピン手法なので、含み損を抱えて強制ロスカットになるリスクはあるのですが、ナンピン幅がすばらしく絶妙で含み損を抑えつつサクサクと利確してくれます。

2年間実際に運用したフォワードテストにおいても資金を2倍以上に増やしている極めて優秀なEAで、このEAで今後資金を増やしていくことに決めました。

EA-Zは、VPSサーバー上で運用するEAなので、マニュアルに従って『お名前ドットコム デスクトップクラウド』のVPSを契約して、EA-Zを設置しました。

お名前ドットコム デスクトップクラウドの設定や使い方
このたび、フォワードテストでも好成績を出しているEAを購入しまして、VPSサーバーを契約してMT4上で稼働させることになりました。VPSというのは簡潔に言うとクラウド(ネットワーク上)に自分のパソコンを設置して24時間稼働させておくための...

EA-Zは、通貨ペアを1つに絞り、その通貨に特化したロジックを組んでいて、1通貨ペアのみなので管理もしやすく、またイレギュラーな相場にも巻き込まれにくい優れものです。

実際に運用を開始して、順調に資金が増えていきました。たった4ヵ月で資金がプラス75%まで増えました。とても優秀な成績で満足していたのですが、ある日、朝起きてスマホを確認したら、強制ロスカットで全額吹っ飛んでしまいました。

原因としては、FOMCの経済指標発表があった時に、運営側から停止を推奨されていたのですが、値動きが落ち着いていたので、停止推奨期間より半日早くEA-Zを稼働させたら、一方向に急激な価格変動が起きてしまい、含み損が膨れて強制ロスカットになってしまいました。

完全に私のオペミスで、言い訳しようがありません。冒頭では、偉そうなことを書いてますが、私自身も欲に目がくらみ、しょぼい運用をしてしまいました。私以外にも同様に強制ロスカットになった方も複数いらっしゃる模様です。

本当に投資の世界はちょっとした甘えや油断が命取りになる厳しい世界だなと痛感させられました。今回、資金を20万円ほど失いましたが、過去に資金を飛ばしたときより、冷静に受け止められています。

あくまでも余剰資金で運用していて、資金管理ができていて、想定の範囲内だったので、資金を失ったことはもちろん痛いですが、精神的ダメージはほぼありませんでした。

ただ、再度EA-Zに資金を再投入して、運用を再開するかどうかは、非常に悩みました。EA-Zは、資金管理さえ徹底すれば、十分に利益を狙える優秀なEAであることは、間違いありませんし、ほかの人にも自信を持って薦められます。

しかし、私の中に「相場において1度起きたことは2度目が必ず起きる」という教訓があり、確率的には極めて低いですが、ゼロではないと結論づけました。確かに資金管理でカバーできるポイントではありますが、万が一、強制ロスカットを早期に再発したら、余剰資金もたくさんあるわけではないので、さすがにダメージが大きいと判断しました。

厳しいシビアな決断でかなり悩みましたが、EA-Zから撤退することに決めました。

私自身にも言えることなのですが、100%完璧なEAというのは今のところ存在しません。優秀なEAはありますが、完璧を求めたらシストレによる自動売買はできません。なので、今後はコレと決めたEAを発見し、資金管理を徹底しつつ、長期の視点でEAを運用していく必要があります。

さいごに

投資の世界の厳しさを体感しつつ、損失を出しながらもあきらめず投資を継続しています。確かにEAで損失を出してしまいましたが、望月さんやサウザントレフトさんには、その後もいろいろご提案をいただき、むしろ感謝しています。

VPSでの初めてのEA自動売買は残念ながら、私のオペミスから失敗に終わりました。この損失は自動売買の勉強費用として今後の糧として、さらに次のステップに進みます。

MASSシステムの強制ロスカットの際の代替案として、低価格でEAを提供していただけたので、新たにVPSを契約して、新しいEAで自動売買を再開させています。また、新しいEAがどのような結果をもたらしたかは別記事で報告します。まずは新しいEAで失った20万円を単利で回収することを目標にします。

FX取引におけるリスクの説明と警告
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また、当ブログで提供している情報は必ずしも利益や効果を保証するものではありませんので、FXの仕組みやリスクを十分ご理解いただいた上、ご自身の責任と判断で取引いただきますようお願いします。

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