今までにアフィリエイトで報酬を得るために、ブログやサイトを複数作りました。そのすべてが成功したわけではなく、むしろ失敗のほうが多いです。
自分にとっては大切なブログやサイトたちでしたが、稼げないものを続けても仕方ないので、思い切って閉鎖したり吸収合併させたりして、潰しました。
私が今までにブログやサイトを立ち上げて失敗して閉鎖してしまった事例を解説していきます。
事例1:自動サイト作成ツール
オプトインのキャンペーンで無料で配布していた自動でサイトを作成してくれるツールを使用して、ウェブサイトを機械的に作成しました。
1サイト目:オプトインアフィリ案件紹介サイト
訪問者が自分が作成したウェブサイト経由でメールアドレスを登録すると1件につき300円~500円のアフィリエイト報酬を得ることができます。
メールで流れてくるオプト案件をサイト作成ツールに登録して、機械的にウェブサイトを作成して表示させました。
結果は、ほぼアクセスゼロで、1円にもなりませんでした。
機械的に決まった定型文でサイトを作るのは簡単ですが、アクセス数をアップさせるスキルを持ち合わせずに、ただツールに頼っただけの機械的なウェブサイトを作ってもアクセスは集まりませんでした。
また、オプト案件は実績や信用がない人間がオファーしても、誰も登録なんてしてくれません。
自分が登録するにしても、結果を出している人間からの情報を信用します。当時の私は全く実績なんかなかったので、登録されないのは当たり前でした。
教訓:自動ツールで機械的にウェブサイトを作っても1円にもなりません。
結果:閉鎖
2サイト目:楽天アフィリエイトサイト
楽天アフィリエイトに必要な情報を入力するだけで、楽天アフィリエイトのウェブサイトを自動で作成してくれるツールを使って、ウェブサイトを作成しました。
商品は自分で選べるので、少しカスタマイズはできますが、そもそもアフィリエイトの基礎すらもわかっていないかったので、適当に選んだ商品がウェブサイト経由で売れることもなく、アクセスもほとんど集まらず、こちらも1円にもなりませんでした。
教訓:ツールを使っても自分にスキルや実力がなければモノは売れない
結果:閉鎖
自動サイト作成ツールまとめ
自動でウェブサイトを作成してくれるツールは簡単で楽ですが、それを使う人間にスキルや実力がないと活かすことはできません。
また、今までにオプト案件で無料でもらったツールで、収益が上がったことがありません。
オプト案件のプロモーションでは、すごいツールであるかのように宣伝されますが、今考えると無料なだけに実際はしょぼいツールで時間の無駄だったと思います。
たとえ、自動サイト作成ツールを使って、ウェブサイトにアクセスが集まったとしても、機械的に書かれた文章に人の心は動かされず、商品は売れないでしょう。
機械的に書かれた文章には、感情がないのでエモーショナルライティングができていません。また、表面的な文章なので、ロジカルライティングにもなっていませんでした。
自動ツールでウェブサイトを作成するのは楽ですが、それで稼げるほど甘くはありませんでした。
教訓:無料のウェブサイト自動作成ツールで稼げるほど甘くはなく時間の無駄です。
事例2:ギャンブルの実践報告ブログ
ブックメーカーという海外のスポーツを対象としたギャンブルの必勝法を購入して実践していました。その結果をブログで報告するというものです。
当ブログでもその結果を記事にまとめています。
収益化するために、キャッシュポイントとして自分が購入したブックメーカー必勝法のアフィリエイトをしていました。
必勝法で結果が出れば、自分もやってみようという人が購入してくれると考えたからです。
この考え方自体は間違いではなかったのですが、そもそもブックメーカー必勝法を実践した結果が振るわず、収支がマイナスになる月が続出。
「必勝法で結果が出ました!」と言えないので、そもそもの前提が崩れてしまいました。
結局、ブックメーカーで資金を減らしつつ、ブックメーカー自体から撤退するはめになり、撤退に伴ってブログも自然消滅せざるをえませんでした。
結果:閉鎖
事例3:PCの問題解決ブログ
アドセンスをするために最も最初に立ち上げたブログが、PCで発生する問題の解決方法を記事にする特化ブログでした。
当時はアドセンスの審査も簡単ですぐに使えるようになりました。ブログサービスは、無料ブログであるSeesaaブログを使用しました。
Seesaaブログは、設定を変更すれば、ほとんどの広告を消去できるので、自分の広告が埋もれる心配がなく、当時はとても使い勝手のよいブログサービスでした。
しかし、Seesaaブログにも弱点があって、スマホサイトが広告だらけになってしまうという点がありました。
当時は、まだスマホが流行っておらず、PCでのアクセスが主流だった頃だったので、特に問題がありませんでした。
その後、スマホが主流になったのでSeesaaブログは使わなくなりました。
自分のPCで発生した問題を記事にしてアップするというシンプルな特化ブログです。
しかし、自分のまわりでそんなにたくさんPCの問題が発生しないので、記事のネタがすぐに尽きてしまい、何を書こうかいつも悩んでいました。
このため、更新頻度も月に1回程度になってしまい、本来1日1記事投稿と言われているくらいなのに、更新頻度が低すぎて、アクセス数もあまり増えませんでした。
何より問題を解決した手順を画像付きで説明する記事のライティングがおもしろくなくて苦痛ではかどりませんでした。
それでも、しばらく続けていたら、アドセンス報酬が月に300円程度あがるようになり、初めて自分が作ったサイトから報酬が上がったので、めちゃくちゃうれしかったのを覚えています。
Amazonアソシエイトの審査も通過して、Amazonアフィリも絡ませたらそこからも収益が発生しました。
ここまで散々ダメダメで、もう報酬を上げることは無理かもしれないと思っていたので、この経験は0から1になったとても貴重な経験となりました。
金額は小さいですが、自分の力で稼げたことがとてもうれしかったです。
結局、記事書きが苦痛だったのとネタ切れを起こしてしまうので方向転換して、ネタ切れの心配が少ない雑記ブログへと移行していくことになります。
特化ブログは、まだスキル不足で時期尚早でしたが、もっと自分にスキルがついて特化ブログのいろはがわかるようになったら、再び挑戦する日も来るかもしれません。
教訓:ジャンル選びでネタ切れしやすいテーマは選ばない
結果:ごちゃ混ぜブログに吸収合併
事例4:ゲームの裏技をまとめたブログ
私自身、ゲームが好きだったので、好きなことなら続けやすいだろうとゲーム関連のブログをはじめました。
最初は、自分がプレイしたゲームで自分が発見した裏技や設定をまとめて記事にしていました。しかし、それも限りがあるので、すぐにネタ切れしてしまいます。
そこで、プレイしたことがないゲームの裏技を調べてまとめるという作業を行うようになりました。
あまり新しいゲームだと著作権とか問題になったらいけないので、古いレトロなゲームを対象にしました。
ライティングは、コピペにならないようにリライトはしますが、実際には調べた情報をそのまま書き写しているようなものなので、非常に単調な作業でおもしろみが全くありませんでした。
ゲーム自体は好きではありますが、情報をまとめて書き写すだけという作業はつまらなく、モチベーションも維持できず、更新頻度に影響しました。
また、古いゲームの裏技を検索する人がそもそも少なく、書いた記事を検索してくれるユーザー数が少ないというのも弱点でした。
このため、少ないアクセス数を増やすには、記事の量産が必要ですが、苦痛でしかありませんでした。
また、前述したPCの問題解決ブログと並行して運営していたので、手が回らずなおさら更新頻度が落ちました。
複数ブログ運営は、副業で限られた時間でするのはとても難易度が高く、外注化ができるようになって作業を外部に出せるようになってからしないと、おろそかになってしまいます。
結局、雑記ブログ1本に絞ることにしました。
キャッシュポイントは、アドセンスとゲーム関連のASP広告を掲載しましたが、全体のアクセス数が少ないので、ほとんど収益も上がらずに終わりました。
教訓:写経のような創造性のない単調な作業は続かない
結果:ごちゃ混ぜブログに吸収合併
事例5:発毛に関するアフィリエイトサイト
シリウスというホームページ作成ツールを購入したので、シリウスを使って初めて本格的にサイトアフィリエイトに挑戦しました。
1000円で購入したサイトアフィリエイトの教材をもとにして、シリウスを使ってアフィリエイトサイトを作成していきました。
作成したサイトのジャンルは、発毛に関するサイトで、キャッシュポイントはASPの発毛クリニック(病院)の広告でした。
サイトのタイトルにアクセスを集めたいキーワードを含めて、そのキーワードのライバルチェックもして、強いライバルのいない穴場キーワードであることを確認し、サイトの作成にとりかかりました。
記事をどんどん入れていき、公開しつつ更新を続けました。
その甲斐あってか、狙ったキーワードで検索結果2位にまで上がり、上位表示することができました。
しかし、全く収益が発生しません。アクセス解析を見ても、全くサイトにアクセスが集まっていなかったのです。
狙ったキーワードは「発毛 業者」というキーワードで、もし自分が専門病院やサロンを検索するなら、この「発毛 業者」というキーワードを使うので、自信がありました。
しかし、実際に検索ユーザーが「発毛 業者」で検索することがなかったのです。
検索するのであれば、「発毛 病院」とか「発毛 サロン」で検索されていて、「発毛 業者」は私だけが検索すると勝手に思い込んでいたのです。
当時は、キーワードの検索ニーズの調べ方を知らなかったので、とんちんかんなキーワードを選んでしまっていたのです。
もともと検索する人がいないキーワードなので、ライバルチェックしてもライバルがそのキーワードを選ぶことはないため、ライバルがいないのは当然なわけです。
かなりの時間をかけてウェブサイトを作りこんだあとに気づいたので、すべてが水泡と化してしまいました。
教訓:検索需要がないキーワードを選んでもアクセスがこない
結果:閉鎖
まとめ
まず、楽をして片手間で稼げるほどネットビジネスは甘くなく、あくまでもビジネスなので真剣にきちんと取り組む必要があります。
そして、いきなり複数ブログ・複数サイトの運営は難易度が高く、挫折しやすいので、1つに絞るべきです。
私は、雑記ブログ1つに絞り、この実践記ブログを含めると2つのみに絞っています。
今後、外注に挑戦しようと考えていますが、外注化を成功させて雑記ブログの手がはなれてくることがあれば、複数のブログにチャレンジする日がくるかもしれません。
また、ブログ運営のいくつかの教材を購入し、日々勉強していく中でスキルがだんだん上がってきているので、今までの失敗を教訓にしながら、特化ブログやサイトアフィリエイトに再び挑戦する日が来るかもしれません。
今まで6サイトも作成しては潰してきました。だからといって、無駄だったわけではなく、そこから学べたことも数多くあります。
紆余曲折をしながらも今の雑記ブログ運営につなげることができました。これからも、失敗しながらもチャレンジを繰り返していきます。