当時、とにかく情報をインプットするべくさまざまなメルマガを読んでいました。その中で、『勝率100%の投資』という言葉に惹かれます。勝率が100%つまり負けることがないのであれば、リスクゼロで確実に資金を増やすことができます。
ブックメーカー投資に挑戦
このとき、初めてブックメーカーというスポーツを賭け事の対象とするギャンブルのサイトがあることを知ります。日本国内のスポーツの賭け事は決められたもの以外は禁止されているので、海外のサイトになります。
このとき購入した情報商材は『Three Minites Cash』という商材で、3分の作業でキャッシュ(収入)が発生するというキャッチーな名前の商材でした。
簡単に説明すると賭けの対象となる試合でどちらかが勝ちどちらかが負けますが、勝ちと負け両方に賭けるので負けることがありません。
しかし、そんなことができるのか?というとブックメーカーは海外にたくさん存在していて、ブックメーカー毎にオッズが違ったりします。
そのオッズ差を利用することにより、異なるブックメーカーどうしで同じ試合の両方に賭けることによって、負けることがない100%の勝つ状態が発生します。
これをアービトラージと呼びますが、アービトラージが成立することによって、勝率100%となり負けることがない投資が成立するのです。詳しくは次の記事に書いています。
しかし、アービトラージを成立させるには、オッズが切り替わるより速く賭ける必要があり、パソコン操作がすこぶる速くないと、ブックメーカーのシステムのオッズの変更の速さに追いつけず、すぐにアービトラージが崩れ片賭けになってしまいました。
結局、挑戦はしてみたもののうまくアービトラージを成立させることができず、挫折しました。
結局、うまくいかなかったのですが、ブックメーカーに登録したので、なんとかこれを活用できないかと考え、今度はブックメーカーの必勝法に挑戦することになります。
ブックメーカー必勝法に挑戦
もはやここまでくると、ネットビジネスではなく、単なるギャンブルになっていますが、それでも、なんとか稼ぎたいという思いで挑戦しました。
ブックメーカー自体はスポーツを賭けの対象としていたので、やっていて楽しさもありました。
私が挑戦した必勝法は、『ブッキーオブライツ』という情報商材で、テニスを賭けの対象としたブックメーカー必勝法でした。
データに基づいた必勝法で、各試合をデータをもとに分析し、賭けていくという合理的なものでした。
テニスの試合の情報を分析する作業はとても楽しかったのですが、結果が伴いませんでした。
『ブッキーオブライツ』自体が結果が出ないノウハウだったわけではなく、運営事務局で実践した収支の結果がプラスになっている月にも私の結果はなぜかマイナスになっている始末です。
つくづくお金を稼ぐセンスがなさすぎて、落胆しましたが、それでもあきらめずデータを取りながら続けていたのですが、たまにプラスになる月はあったものの、トータルとしてはプラスにはならず、長期間いろいろ試行錯誤はしてみたのですがダメダメでした。
そこで、次に挑戦してみたのが、『98%勝利の法則』という情報商材で、こちらはバレーボールの必勝法でした。
これも、バレーボールの試合を分析しながら実践するので、楽しかったのですが、その名前のとおり勝率98%を誇るノウハウであるにも関わらず、実際やってみると結構負けるんですよね。
私だけかと思ったら、そうでもなかったみたいで、私なりにいろいろな情報サイトを発掘しながら、やってみたのですが、当初言われていた結果にはなりませんでした。
運営側の対応もあまり好きではなかったので、すぐに撤退しました。
ブックメーカーはあくまでもギャンブルなので、勝つ側が多くなっては困るわけで、負ける側が多くなるようにオッズを調整しているので、勝てない確率のほうが高いのは当然です。
センスがあれば、必勝法で勝てるようになるのでしょうが、私自身、実践を通してギャンブルセンスゼロなのがわかりました。
一通り、ブックメーカーをやり倒してみたのですが、自分には向いていないことがよくわかったので、最終的には完全撤退して、本来のネットビジネスのほうに戻っていくことになります。
物販にも参入!輸入転売を試してみたけど
ネットビジネスのジャンルにおいて、物販もありますよね。代表的なのがせどりや転売になりますが、私も挑戦してみたんです。
私が挑戦したのは、輸入転売で米国のebayで仕入れて、日本のヤフオクで売るというものでした。
物販のノウハウは、無料で配っていたレポートを入手できたので、それをもとに実践しました。無料レポートといってもしっかり細かいところまで書かれていたので、なんとかできました。
今回はおもちゃを仕入れて転売したのですが、当初、見込んでいた価格から相場がどんどん下がってしまい、結局、ほぼ利益ゼロで出品することになります。
それでも売れるまで、半年近くかかってしまいました。危うく赤字になるところでした。
実際に輸入転売を作業してみて、仕入れや梱包の作業が自分にとっては、全然おもしろくなく、合わないことを痛感しました。せどりや転売は自分にとっては『なし』でした。
今は、家の不用品をフリマアプリで売ることだけにとどめています。
教訓:ネットビジネスのジャンルはやっていて楽しいものを選ぶべし